何で空を飛べるの?、何が必要なの?どんな手順が必要なの?等、簡単に説明します。詳しくはスクールで。
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最も手軽に空を飛ぶ事を楽しめるパラグライダー。でもどうして空を飛ぶことが出来るのでしょう。
左の図を使って、その原理を見てみましょう。
翼に入ってきた風(A)は上面(C)と下面(D)に分かれます。そして翼の後縁で一緒になります(B)。この時、翼の上面(C)は下面(D)より距離が長くなります。その分上面(C)の空気は引き伸ばされて薄くなり気圧が低くなります、下面は押されて気圧が高くなります。空気の圧力差がうまれ翼を下から空気が押し上げます。
この押し上げる力が揚力です。これで翼は浮き上がります。
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パラグライダーの翼は布とヒモで出来た完全な軟体翼です。そのままではペラペラで揚力を生じることはありません。
揚力を生み出す為にも翼を形作らなければなりません。それには空気圧を使用します。
パラグライダーの翼の前面には空気を取り入れる為の穴(エアーインテーク)が開いています。
前面から入った空気(A)が、エアーインテークに入り翼内の空気圧(ラム圧)を高め翼を形成します。こうして揚力を発生させ空を飛ぶことが可能になります。
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パラグライダーは大きく分けてグライダーとハーネスの二つがあります。
グライダーはいわば翼の部分です。キャノピーと言われる翼の部分、それをつなぐライン、ラインをまとめるライザーから構成されます。
ハーネスはパイロットが装着するものです。これに座ってフライトすることになります。パラグライダーの乗りごこち、操作性を大きく左右します。
この二つをカラビナと呼ばれる金具でつなます。
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パラグライダーパイロットの装備を紹介します。
頭部を保護するヘルメット。
手を保護するのがグローブ。
足首を保護し、不整地でテイクオフ、ランディングをサポートするブーツ。
そして風を防ぎ体温をまもるフライトスーツ等があります。
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